おしらせ

第87回「支援者のつどい」を10月23日(水)に南陽市にて開催いたします。

 今回は「なぜ原発事故は語りにくいのか~女性たちの経験から学ぶ~」
をテーマに、宇都宮大学国際学部の清水先生をゲストにお呼びします。

 東日本大震災から8年半が経過し、本県を含み全国的に避難者数は減
少傾向にありますが、時間の経過とともに、避難されている方の実態は
見えにくくなっていると言われています。一方で、当事者しか知り得な
い様々な苦悩もあったかと思いますが、客観的に検証し、振り返る機会
もなかなか得られなかったのが現状です。
 そこで今回は、見えづらい原発事故の「語りにくさ」について、研究
者の視点から様々な検証結果や人権・ジェンダーの視点も踏まえ、清水
先生に語っていただき、これまでの振り返りと今後について学ぶ機会に
したいと思います。

 また、今回は南陽市社協さんにご協力をいただき、久しぶりの南陽市
開催となります。ブドウやラ・フランスが実る時季に、みなさん集って
今後の支援活動について情報交換をしましょう。
 ぜひお気軽にお越し下さい。皆様の参加をお待ちしております!

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【第87回 支援者のつどいin南陽】

■日時:10月23日(水)13:30~16:00

■会場:南陽市えくぼプラザ(南陽市赤湯791-1)

■プログラム:

【第1部】ゲストトーク(13:40~14:50)

 テーマ:「なぜ原発事故は語りにくいのか
                ~女性たちの経験から学ぶ~」

 ゲスト:宇都宮大学国際学部 准教授 清水 奈名子さん

<ゲストプロフィール>
国際法と国際機構について専門的に研究し、2006年に博士号を取得。2007年に
宇都宮大学国際学部准教授に就任、学部生と大学院生に国際機構法を教育して
いる。「福島原発震災に関する研究フォーラム」メンバーとして、福島県から
の避難者および栃木県の放射能汚染地域被災者への聞き取り調査、アンケート
調査等を実施してきた。近著に清水奈名子著「第11章 核・原子力 話しにく
い原発事故の被害」、(風間孝他編『教養としてのジェンダーと平和』法律文
化社 2016年)がある。

【休憩】

【第2部】活動情報共有・意見交換(15:00~16:00)

※スケジュール・内容等に変更がある場合は後日お知らせします。

■対象:
 県内外で復興支援・避難者支援に関わるみなさま、興味のある方

■参加費:無料

■申込締切:10月21日(月)まで
      お電話、FAX、メールにて

■主催:復興ボランティア支援センターやまがた
 後援:南陽市社会福祉協議会
      
※参加者名簿を作成しますので、必ず事前申込みをお願いいたします。
※ティータイム用に、少量のお菓子をご協力お願いします。

【お申込先】
復興ボランティア支援センターやまがた
TEL:023-674-7311/FAX:023-674-7312
E-mail:kizuna@yamagata1.jp